一生物
10年前に、転勤時の餞別で頂いたマグカップを今も使っています。
色艶ともに変わらず、頂いた当時から何も変化していない感じです。良い物は手入れを確りしておけばずっと使えます。
以前紹介したハゼ竿です。
50年位前の竿ですがバリバリの現役です。
このコブナ竿も手入れをきちんとすれば一生物です。竹竿の場合、シーズンオフに竿師の所へ持って行けば、火入れや傷直し等のメンテを無料でしてくれます。売ったらお仕舞ではなく、釣師の手に渡った後も常に気を掛けているようです。自分の作った竿には、愛着であり、自信であり、責任を持っているような気がします。
竹竿を使うようになって丁寧な釣りになりました。仕掛けは繊細になり、合わせは静かに、取り込みも無理をせずに魚とのやり取りを楽しんでいます。
一生物に出会えるって良いもんです。